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Windows の共有フォルダに Linux からアクセスする方法です。
GUIで操作する場合は普通にファイルブラウザで参照できます。
そして、コマンドラインから使用する方法は・・・。
共有リソースを全表示
共有フォルダ名が正確に分かっていれば、この手順は不要です。
# smbtree
パスワードを入れたくなければ、
# smbtree -N
とすればOKです。
また、-S オプションをつけると、コンピュータ名だけのリストが表示されます。
PC名からIPアドレスに変換
この手順は、DNSの設定がうまくいっていないなどの理由で、smbtree で得られたPC名でアクセスできない場合に使います。
ここでいうPC名とは、正確にはNetBIOS名と言うので、
# nmblookup NetBIOS名
と書いておきます。
これにより、IPアドレスが得られるので、以下の手順でPC名でアクセスできない場合は、このIPアドレスに置き換えてください。
共有フォルダかプリンタかを調べる
# smbclient -L PC名
こちらも、パスワード不要ならば -N オプションをつけます。
共有フォルダは”disk” 、共有プリンタは”printer” として、共有しているものを一覧表示します。
マウント
マウントポイントは、事前に作っておいてください(試すだけなら mkdir /tmp/smb とかでOK)。
# smbmount \\\\PC名\\共有名 マウントポイント
\(エンマーク or バックスラッシュ)が特殊文字なので、\\ と2つで \ 1つの意味です。
なので、PC名の前には4つ、共有名の前には2つ必要になります。
これで成功すれば、共有フォルダがマウントポイントにくっついているように使えます。
アンマウント
使い終わったら
# smbumount マウントポイント
で、アンマウントしてください。