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Redmine や Subversion の紹介をしてきましたが、慣れない方にはこれらの設定はなかなか難しいものです。
いろいろ調べればできないことはないのでしょうが、おそらく気の遠くなるような時間と労力が必要になります。本来の仕事に時間を使う方が、絶対に得策です。
でも、Redmine も Subversion も、あれば絶対に便利で、効率アップ間違いないのです。
矛盾
そうです。どのソフトウェアも、ぜひ使って欲しいものばかりです。
その一方で、設定するためには膨大なノウハウと時間が必要なので、安易に「使ってみて」とは言えませんでした。
そこで新製品
そこで、新製品を開発しました。その名も Momiji(もみじ)。
これは、CD-R と 外付けUSB-HDD からなる製品です。
古いパソコンでもいいので、Momiji を動かせば、いろいろな機能を持ったサーバに生まれ変わるのです!
例えば、こんな機能を持っています。
- プロジェクト管理(Redmine)
- バージョン管理(Subversion)
- ネットワーク 共有フォルダ(Samba)
- ウェブサーバ(Apache2)
- 世代管理バックアップ(Moody Blues)
使い方
使い方はとても簡単です。
CDドライブから起動できるパソコンに、Momiji の CD と USB-HDD をセットし、電源を入れてください。
あとは、起動するまでしばらく待てばOK。
ところで動作環境ですが、メモリ256MB あれば、なんとか動きます。
開発時は、2002年発売のノートパソコン(Mobile Celeron 1.06GHz、メモリ256MB)で動かしていました。
さて、そうこうしているうちに、起動しました。
他のパソコンから、ネットワーク経由で Momiji が見えれば準備完了です。ネットワークごしに、各機能を使えます。
こんな使い方も・・・
先日、取引先から「パソコンが起動しなくなったが、なんとかデータだけでも取り出せないものか」と相談を受けました。
そこで、Momiji の登場です。
パソコンのハードディスクに入っているOSは起動しなくても、CD からの Momiji はちゃんと起動しました。
Momiji はハードディスクにアクセスすることもできますし、Windowsの共有フォルダにもアクセスできます。
この機能を使って、無事に壊れたパソコンからデータを救出することができました。
まとめ
いろいろな使い方ができますが、メインはやっぱり「便利な機能を簡単に使える」ということ。
CD と USB-HDD をセットして電源を入れるだけです。