Subversion では、外部のリポジトリにあるファイルやディレクトリを、まるでリポジトリ内にあるかのように扱うことができます。
この機能を使うことで、同じファイルを複数のプロジェクトで共有することができます。
設定方法
TortoiseSVN + 日本語パック を使って設定する方法を紹介します。
例えば、ディレクトリ Azalea の中に、他のプロジェクトで開発したプログラム MoodyBlues (これを外部項目といいます)を入れたい場合は、以下のように設定します。
- 外部項目を入れたいディレクトリを右クリックし、TortoiseSVN→属性 を設定する。
- New を押し、Property name から、”svn:externals” を選択する。
- Property Value に、”(参照したいリポジトリのパス)△(ディレクトリ名) “を入れる(△は空白)。
- OKボタンを押す。
一旦コミットしてから更新すると、外部項目として設定したファイルやディレクトリが取得できます。
リポジトリ内でもOK
参照したいリポジトリのパスは、自分自身の中でもかまいません。
その場合は相対パスでも指定可能です。また、^ で始めれば「自分のリポジトリのルートディレクトリから」指定できます。