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今回は、Moody Blues Windows版が、一般のバックアップソフトウェアと比較して優れている点を紹介します。

インストール不要

Moody Bluesは、パソコンにインストールせずに使用できます。

簡単に使えます

簡単に使えます

他の人のパソコンを借りて作業をするときでも、気兼ねなく使用できます(ただし、パソコンを借りるときのマナーとして、USBメモリを使うことは伝えてください)。

使用方法は簡単。USBメモリをパソコンに挿してMoody Bluesを起動し、バックアップしたいフォルダをドラッグ&ドロップするだけです。

使い終わった後も、Moody Bluesを終了してから、普通のUSBメモリを取り外すのと同じ手順でOKです。

HDDが壊れても大丈夫

一般にバックアップ先としては、ハードディスク、CD-R や DVD-R などの光ディスク、テープドライブ、そして USBメモリ などが考えられます。

光ディスクの場合は、簡単に扱えるソフトもありますが、どうしてもディスクを出し入れする必要があります。

その制約上、どうしても人が操作する必要があります。「自動バックアップ」というよりは、「手動バックアップ」向きです。

テープドライブは、今では滅多にお目にかかれないので割愛します。

ハードディスクの場合には、元データと同じディスクか、それとも別ディスク(外付けドライブなど)か、が重要になります。

元データと同じハードディスクの場合、手軽(何も足さなくてOK)というメリットがある半面、ハードディスクが壊れた場合には、元データもバックアップデータも消えてしまいます。

最近は、外付けHDDの価格が安くなったので、それをバックアップ先にする、という選択肢が一般的です。

ただし、外付けHDD もそれなりの大きさなので、手軽に持ち運べるものではありません。

また、仮に使用中に地震が発生して、HDDが落下したら・・・。HDDは構造上、衝撃にはとても弱いのです(磁気ヘッドをわずか 10万分の1ミリ だけ浮かして、1秒間に 120 回転という速度で回転させています)。

そこで、私たちは USBメモリを選びました。理由は、USBメモリには「持ち運びができる」ことと「衝撃に強い」というメリットがあるからです。

世代管理

世代管理とは、1回分のバックアップだけではなく、複数回分のバックアップを残しておくことです。

こうすることで、過去の好きな時点のファイルを取り戻すことができます。

欠点は過去のバックアップを残すためには、それだけの容量が必要になってしまうことです。

例えば、10MB のデータを、2世代分バックアップするためには 20MB 必要になるのです。

増分バックアップ

世代管理の欠点を解決する方法が増分バックアップです。これは、前回のバックアップから変更された部分だけをバックアップする、というものです。

大抵の場合、バックアップ対象の中で変更されているファイルはごく一部だけですから、この方法で容量がかなり節約できます。

また、バックアップ時間も大幅に短縮できます。

10MBのデータを 2 世代とっても、変更が 1MB だけならば、 11MB しか使いません。

ただ、これにも欠点があります。

1/7 の状態を作るには・・・

1/7 の状態を作るには・・・

毎回取られるバックアップは、前回からの増分(変わった部分)だけですから、ある時点の状態に戻すためには、初回のバックアップから順番に、増分を積み上げていく必要があります。

もちろん、前述のようなことを手作業で行う必要はなく、増分バックアップが使えるようなソフトは、それなりのツールがついています。

ですが、やはり直感的ではありません。ツールを起動して、日付を指定してリストアして、中身を確認して、違ってたらもう一度日付指定して・・・。

面倒ですね。

簡単に過去を見ことができます

普通に見ことができる

普通に見ことができる

Moody Blues は特殊な技術を使うことで、増分バックアップなのに、エクスプローラで(Windows でフォルダとかファイルを見る時に普通に使うあれです)普通に見ることができます。

「もっと前の日だ」と思ったら、その前の日付のフォルダを開けばいいだけです。

不要なバックアップは削除できます

通常の増分バックアップでは、増分を積み上げていくことでリストアする(もとに戻すこと)ので、途中の増分はすべて残しておく必要があります。

それに対して、Moody Blues で取ったバックアップは、途中でも初回でも最新回でも、不要ならば削除してしまって問題ありません。

容量に余裕がなくなってきた場合とか、バックアップが増えすぎて管理しにくくなってきたら、気軽に不要なバックアップを削除できます。

“うっかりミス”から救出します

もっとも、USBメモリですから、ハードディスクのように、何百GB ものデータを入れることはできません。

なので Moody Blues は、システム全体のバックアップ用途ではなく、作業途中のバックアップ用途として威力を発揮します。

ファイルを書き換えた後に、元に戻したくなったことはありませんか?

さっきまで開けていたファイルが、何故か急に開けなくなったことはありませんか?

特にプログラマの方。ソースコードを書き換えたら他のコードに影響が出てしまったことは?要らなそうなファイルを消したらコンパイルできなくなったことは?

Moody Bluesを使えば、このような「うっかりミス」から、簡単に立ち直ることができます。

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