あるお客様の案件で、 SugarCRM をカスタマイズ中です。
SugarCRM は無料で使えるオープンンソースのCRM(顧客管理システム)です。サポートや追加モジュールのある有償版もあります。
特にカスタマイズしなくても、一般的な顧客管理の機能は使えるようになっているようです(今回の案件が一般的なものと離れているので試していませんが・・・)。
日本語ドキュメントが少ない
困ったことに、日本語ドキュメントが非常に少ない。
冒頭のリンク(日本語コミュニティ)と @ITの記事くらいです。
もうちょっと日本語の情報が増えるといいな、と思うので、弊社でも微力ながらカスタマイズTipsを(少しずつ)書いていき(たいなーと思ってい)ます。
カスタマイズ方法に統一感が・・・
さて、カスタマイズしてみている感想です。
まだ触り始めたばかりなので、あくまでも第一印象。もしかすると、慣れればこれが最適な設計なのかもしれません。
まず、カスタマイズのやり方に統一感がないように感じています。
ある機能はカスタマイズ用のディレクトリにソースを置く(アップグレードセーフ:将来システムを更新しても、カスタマイズが上書きされないような設計になっている)ようになっています。が、別の機能は元のフォルダのソースを触る必要がある。
デザインテーマごとにナビゲーションメニューを表示するしくみが違う。
などなど。
完成度は高い
とはいえ、完成度は非常に高いソフトだと感じています。
特に、モジュールにリレーションを指定したときに、何もコードを触らなくてもまったく矛盾なく動く画面が自動生成されるなど、感激しました。
(その分、逆にコードを触らざるをえないときに分かりにくいのかも・・・)
せっかくなので、(今度はもうちょっと一般的な顧客管理システムとして)、提案していきたいと思います。
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