3.11以降、熊本でも節電を行っている企業やお店が増えています。
「九州電力管内なので直接影響ないのでは?」とも思っていたのですが、経済活動を停滞させないならばいいかなと。
そうこうしているうちに、九州電力から「7月中旬以降に15%の節電」の要請が来ました。
我々は、元々「これ以上は無理」というほど電気は使っていません(冷房を入れるとブレーカーが落ちるの)が、「少しでもできることをやろう」と、複数のサーバを一つにまとめるなど、なるべく電気を使わないように再編成しています。
これは要らなかった
家庭でもこれを機会に電気の使い方を見直してみました。
電力ピーク時には電気を使わないようにするとか、自然の風を入れるとか(うちは風の谷かと思うくらい、しょっちゅう風が吹いています)、照明を間引くとか。
その結果は、今のところ不便さはありません。これから夏本番を向かえれば、冷房を使わざるを得ないでしょうが、その時にはまた無理のないルールを作るつもりです。
つまり、電気って必要と思っていたほどは必要なかったのですよ。
これは要るんだった
一方で、今までは軽視していたものの重要さに気がつくことも多い。
最たるものが「正しい情報」。
こんなことを書くのは不謹慎かもしれませんが。
どの産地のものを食べたいのかは、個人の自由です。風評であれなんであれ、福島産を避けたいと思う人もいれば、気にしない人もいます。応援するためにわざわざ選ぶ人もいます。
だからこそ偽装はいけない。
数年前まで私は「食べて分からないようなら、騙されてもしかたないかな」程度に考えていました。でも、今回のケース(放射性物質)は食べて分かるようなモノではありません。
きちんとした検査結果が公表されることと、それぞれの商品に正しい表示があること。
当然といえば当然のことで、軽視していたことが、すごーーーく重要で、一番必要なことでした。
安全のために
自分が必要なものはきっとみんなも必要でしょう。
我々の存在意義を見出すためにも、特に食の安全に関する「正しい情報」を提供する製品を企画中です。
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