地震と津波、さらには原発事故。被害に合われた方には心よりお見舞いを申し上げます。
ニュースを見ているといろいろと不安になります。特に原発の話題では、少し希望の持てる話があっても「本当かな?」と疑う気持ちが・・・。
結局、いったいこの先どうなってしまうんだ? となった時、私はこの数値を見ることにしています。
日経平均株価
それは、日経平均株価です。
これはもう、不安VS期待、興奮VS冷静、強気VS弱気、軽率VS慎重・・・ありとあらゆる心理がせめぎ合って生み出される、奇跡の数値なのです!
だから私は、「この先どうなるんだ?」と悩んだときは日経平均をみるようにしています。
(まあ、他力本願ですよ。それも市場全体に頼ってしまう究極の他力本願です)
この先は明るい!
で、私はどう見ているかというと「この先は明るい!」です。
4月1日の終値は9,708.39円です。震災前日(3月10日)の終値10,434.38円の93%です。
これだけの大災害で、11,600人以上の方が亡くなり、未だ16,000人以上の方が行方不明で、復興には16~25兆円以上かかりそうなのにですよ。
原子力発電所は壊れて、放射性物質が漏れたとか、ほうれん草や水道水から放射性物質が検出されたとか、「ただちに人体に影響はない」が嘘くさいと言われているのにですよ。
他の発電所も壊れて電力が足りないから計画停電をするとか、夏どころか冬まで長引くかもなんて言われているのにですよ。
東北地方から部品が来ないために、日本中どころか世界中で生産ラインが止まっているのにですよ。
こんなの、8,000円くらいになってもおかしくないでしょう?それでも9,700円なのです。
震災後最も安くなった時でも、8,227.63円(3月15日最安値)。これでも市場は下げ過ぎと見て、同日の終値は8,605.15円。翌日には9,000円を回復しました。
これは楽観的に書いているつもりはないです。
株価は「なったらいいな」で動くものではありません。たくさんの「こうなるだろう」という予測が集まって動くものです(大切なお金がかかっているのだから、みんな真剣です)。
だから頑張ろう
最後に補足。
株価は色々なものを織り込んでいます。
震災の被害も、原発問題も。そして日本が復興に全力を尽くすことも。
私がこの記事で言いたかったのは、「全力を尽くす」ことを織り込んで、9,700円なのだということ。
それも普通の全力ではなく「勤勉で有名な日本人の全力」です。
だから頑張ろう、と思うわけです。未来は明るいに決まってるんです。
乱文失礼。
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