何回かに分けて、SmartyでPEAR::Auth を使うためのサンプルを説明しています。
今回は今まで作った Smarty や 認証用のクラスを使ったページを作ります。
index.php
<?php
require_once("define.inc");
require_once("MySmarty.php");
require_once("MyAuth.php");
$smarty = new MySmarty();
$authobj = new MyAuth();
$authobj->start();
if (!$_POST[LOGOUT_BUTTON_NAME] && $authobj->getAuth()){
/* この中は認証が必要 */
/* テンプレート内で使用する変数を入れる */
$smarty->assign('name',$authobj->getUsername());
$smarty->assign('auth',$authobj);
/* テンプレートを呼び出す */
$smarty->display('index.tpl');
}
$authobj->end();
?>
5行目の $smarty は好きな名前にしてもいいですが、MyAuth.php で global として使用している個所も同じ変数名にしてください。
ログインしていなければ、8行目の start() メソッドの中で （MyAuth.php の ）loginFunction が呼ばれ、ログイン画面が表示されます。
ログインしている時は、10～17行目を通ります。ここに、ユーザにだけ見せたいページを記述すればよいわけです。
今回は、Smarty のテンプレート（index.tpl）に渡すために、2つ（ただの文字列変数とクラスオブジェクト変数）を渡してみます。
index.tpl
<!DOCTYPE html>
<html dir="ltr" lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
{* defineで定義された定数を使う *}
<title>{$smarty.const.APPLICATION_TITLE_NAME}</title>
</head>
<body>
{* $smarty->assign() で渡された変数を使う *}
<p> {$name} さん？</p>
{* $smarty->assign() で渡された変数のメンバ関数を使う *}
<p> {$auth->getUsername()} さんですよね！？</p>
{* Smary 予約変数を使う *}
<p> 今日は{$smarty.now|date_format:'%Y年%m月%d日'}です。</p>
<form method="post" action="{$smarty.server.PHP_SELF}">
<input type="submit" name="{$smarty.const.LOGOUT_BUTTON_NAME}" value="ログアウト">
</form>
</body>
</html>
最後に、ログインしたユーザにだけ見せたいページのレイアウトです
index.php から渡された変数は、13行目や16行目のように使います。
21～23行目はログアウトボタンです。
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