パソコンで作業をしていて、こんな経験はありませんか?
- 書類を手直ししてみたけど、やっぱり手直し前の方がいい気がしてきた。
- さっきまでは開けたファイルが、突然開かなくなった。
- ハードディスクが壊れて、データを読めなくなってしまった。
そんな時「昨日に、いやせめて1時間前に戻りたい」と、机の引き出しに頭を突っ込んだ思い出は、誰でも1つや2つはあるものです。
もちろん、夢と引き換えに大人になってしまえば分かってしまいます、そんな事をしても昨日には戻れないと。なぜって、あなたの部屋の押し入れには、誰えもんもいないのですから。
諦めたらそこで試合終了・・・ですかね?
試合終了ですよ。
だから、私たちは諦めませんでした。
タイムマシンの開発はとても難しいと予想できたので、我々は「とりあえず見た目から入っとこ」と、デザインから始めました。
非力なパソコンを使ったためなのか、何度もパソコンがフリーズしました。
そしてそれ以上に、修正したり戻したりを繰り返しました。
さらに、自分なりに頭を使ったつもりで、
- タイムマシンデザイン_bk.ppt
- タイムマシンデザイン_bk2.ppt
- タイムマシンデザイン_最新版.ppt
- タイムマシンデザイン_最新版2.ppt
- タイムマシンデザイン_最新版1027.ppt
- タイムマシンデザイン_ボツ.ppt
- タイムマシンデザイン_20091015.ppt
- タイムマシンデザイン_091015_3時.ppt
- コピー ~ タイムマシンデザイン_ボツ.ppt
というふうに、ファイル名を変えて保存しておりました。
みなさんはパワーポイントで作っていたことに驚かれるようですが、私が最も驚いたのは、1週間ほど出張で作業を中断したら、どれが最新なのかまったく分からなくなっていたことです。
そこで、このようなプログラムを作ることにしました。
- 1時間ごとに指定したフォルダをバックアップする。
- ただし、全部バックアップすると時間も容量ももったいないので、変更されたファイルだけ。
- 取ったバックアップは、いつでも簡単に好きな時刻のものを見ることができる。
そして、誰かさんの奇妙な冒険に登場するとかしないとかの、能力の名前 “Moody Blues” をつけさせて頂きました。
“Moody Blues” の効果でデザイン作業は順調に進みました
何よりも「いつでも前の状態に戻せる」という、安心感を得られたのが非常に大きかったと思います。
大切なのは真実に向かう・・・何だと思っている?
意志だと思っている。
さて、デザインが決まり、いよいよタイムマシンのエンジン部分の開発で、途方にくれていた我々は、遂にある真実に到達しました。
“Moody Blues” があればタイムマシンは要らない。
注意
- この記事は8割以上フィクションです。
- それっぽい名前の人やセリフは、権利が怖くてぼかしてます。零細企業を困らせないでください。
- 記事内の機能を持っている “Moody Blues” を開発したというのだけは本当です。
- “Moody Blues” は Linux版と Windows版 があります。詳細は別記事で紹介します。Moody Blues 関連の記事はこちらをごらん下さい