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今回は、「WordPress が、動的ページのデメリットをカバーしてくれる」という話です。

前回の話だと、動的ページが断然良さそうです。が、何事にも良い面と悪い面があります。

静的ページは決まったページを送ってくれればいいので、簡単なシステム構成で実現できます。また、あまり高度な知識がなくても作ることができます。

一方動的ページは、ページを生成するためのソフトウェアが必要なのです。このソフトウェアは、いろいろなプログラム言語で書くことができますが、代表的なものは Perl 、 PHP 、 Ruby などがあります。

動的ページを自由自在に作るためには、プログラミングの知識が必要なのです。

ところで、例えばブログの仕組みなんて、どのブログでもそれほど違わないものです。

そこで最大公約数的な機能をあらかじめ組み込んだソフトウェアが登場しました。

「コンテンツを管理するシステム」ということで CMS ( Contents Management System ) と呼ばれています。

このようなソフトウェアのうちの一つが WordPress なのです(ちなみに WordPress は PHP という言語で書かれています)。

WordPress はインストール後そのままの状態でも、立派にブログとして使用できます。

が、PHP や CSS、JavaScript、HTMLなどの知識と若干の絵心があれば、自由にデザインをカスタマイズできます(このようなデザインをテーマといいます)。

WordPress のすごいところは、知識がある人が作ったテーマ を、知識のない人でも簡単に使えるという点です。

つまり、WordPress を使うと、知識がなくてもそれなり、いえ、それなり以上のことができ、知識があればかなりのことができるのです。

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